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天高く伸びるアスナロ ~ 大亀神社(2016年12月8日15:10)
田村市都路町の大亀神社には、樹齢400年からなるアスナロの大木があります。
樹高は約40m、根本周囲は約4.7mもあります。
アスナロは日本特産の常緑樹で北海道から鹿児島まで広く分布していますが、田村地方では珍しく、福島県内で見てもここまで大きなアスナロは稀です。
田村市では「大亀神社のアスナロ」として市の天然記念物に指定されています。
せっかくなので大亀神社の由来を。
元和元(1615)年に大阪浪人の阿久戸長七が移り住み、氏神として小舎殿を建立し祀ったといわれています。
霊験あらたかなので、元和3(1617)年から村の惣鎮守としてあがめるようになったと伝わっています。
ちょうど400年前の神社創建に合わせて植えられた木のようですね。
近くで見るとわかりますが、垂直に近い木の成長ぶりはとてもすばらしく圧倒されます。
葉も青々と茂っていますね。
ちなみに、大亀神社からは「おおたかどや(大鷹鳥谷)山」が見えます。
この山のてっぺんには地上高250mものアンテナがあり、ここから【日本標準時】および【標準周波数】を日本全国に送信しています。
実はこの送信施設は日本国内にたった2か所しかない施設なのです。
(もう一か所は「はがね山標準電波送信所(佐賀県・福岡県)
「珍しい」がいっぱいの田村市都路町に、ぜひお越しくださいね♪
なお、ふくしまハナミゴロは福島県県中地域内の開花情報を載せていきます。
近年の開花日は例年より異なることも多いので、ぜひふくしまハナミゴロをチェックしてくださいね。
<大亀神社>
場所 田村市都路町古道字舘腰
http://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/18/miyakoji-kankougaido-bunkazai.html
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